屋根が泣いていませんか
長い間、家を守ってくれている屋根も、風雨、地震など色々なことが原因で傷んできます。
●瓦のズレ
瓦がずれてきいても、実際に雨漏りなどの被害が出ないと気がつきにくいものです。でも気付かずに放置しておくと、雨水が進入して、野地や柱まで腐らせ、大切な家の寿命を縮めてしまいます。
●老朽化
瓦屋根の老朽化は、瓦のズレ・破損・漆喰のはがれ・谷板金(銅板)の腐食などさまざまな形で現れます。放置しておくと、地震や台風の時に瓦が飛んだり落下したりと、他人に被害を及ぼす事故にもつながりかねません。
こんな状態なら要注意です!
□天井や壁にシミがある
□屋根にクーラーの屋外機やソーラー装置があり、屋根材が歪んできた
□屋根材にたわみ、割れ、ズレがある
□屋根材が変色したら色あせしたりしている
□何年も業者によるチェックをしていない
屋根の点検とリフォーム時期
○日本瓦(標準的なグレードのもの)
点検目安:5~6年ごと
葺き替え時期:築後20~30年程度で全面葺き替えを検討します
予想される損傷:割れ、ズレ
○コロニアル瓦
点検目安:4~6年ごと
葺き替え時期:築後15~30年程度で全面葺き替えを検討します
予想される損傷:色あせ、錆、ズレ、割れ
○谷板金(銅板)
点検目安:2~3年ごと
葺き替え時期:築後10~15年程度で谷板金をステンレス板に交換
予想される損傷:銅線等の切れなども予想されます。
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